カテゴリ 【散歩】の記事

絵はクレーの「黄色い鳥のいる風景」に谷川俊太郎が詩をつけた本（クレーの絵本・講談社）があり

その詩をもとに再度自分のイメージで描いたもの

描いていてとても楽しかったので出展してみました

かなり違う色になっていますが載せてみます

立体は昔雑誌で見た『猪熊玄一郎が旅で見つけたコレクション』の中から

とてもほしくなった牛の土産物を自分なりに作ってみたもの

牛じゃなくて一角獣にしてみた

思った物とは違う風にできあがったけれど

ギャラリーの窓に置いたら呼吸をしはじめた

個展のちょっと前から毎日のようにやってきていたアカハラとツグミ

新しいデジカメで試し撮りです

リンゴをついばむかわいい姿もあったけれど

パートナーがぐうぜん撮った、古い掛け軸みたいな写真が気になったので

こっちを載せてみました

鳥をかわいいと思い始めたのはこの３、４年

ヒッチコックがしっつこっくトラウマしていました

鳥さんにあやまれ！

個展『北鎌倉の　山の中　屋根の下』は、たくさんの方々に観ていただき

盛況のうちに終える事ができました

あの混雑した鎌倉まで足をお運びくださったみなさま、影で応援してくださったみなさま

本当にありがとうございました

一生の間に何人の方とお知り合いになれるのかはわかりませんが

自分の人生が凝縮されたような５日間でした

まわりには描きたい物がたくさんあり

何年後になるのかわかりませんけれど

またみなさまに観ていただければと思います

さいごにもう一度

ありがとうございました

ちょっと前の日曜日、近くの川岸にホタルを見に行った
たくさんの光が宙を飛び、川面に映り、夜空の星も一緒になって
小さな宇宙を見ているような気になった

むか〜しむかし、そのむかし
やはりホタルはたくさん飛んでいて
僕と同じような気持ちで
たくさんの目が静かな光を追っていたのだろう

『なー、コレぜんぶ虫なんか……？』

前を通っていった高校生くらいの集団
「おまえ、もうこれ以上しゃべるな！」と言われていたが
そうか、コレは全部虫なんだ！

たまたまホタルだったから「夏の風物詩」になれたけれど
もし光っているのがチャバネゴキブリで
夜の台所のあちこちで光が這いずり回っていたら
……

写真は雨の日の散歩の途中、『好々亭』のトンネルの中で出会った大きな蛾
前ばねの先がヘビのかおになっている
この愛らしいのがトンネルの中で光っていたらホタルよりも美しいかもしれない