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TIM YOICHI BLOG

春の温床

木としてはとっくにリタイアーしているけど
ちゃんと春の演出は忘れない
雨後のような土と苔の隙間から
うっすら湯気がたっていた

ながれ梅

この梅の木は十年くらい前に、上の方から流れ落ちて来た梅の木だそうです
みかけは細いけど逞しい木です
まさかこんな形になるなんて本人も思っていなかったと思うけれど、回りに子どもたちの畑もあって何となく喜びほころんでいます
今朝はちょっと前までたくさんのメジロの止まり木でした
あれっ、よく見ると足があるゾ

雪は落書きをするために降って来る

今年は日本中どこに行ってもそんなに珍しくない雪景色
でも朝まだ誰も歩いていない雪の上を歩くのは、ちょっとばかりわくわくする
ここがもしヒマラヤの奥のそのまた奥だったら……
そして突然数メートル先にものすごく大きな後ろ姿が見えたなら……
人は雪の上にバカバカしい落書きをどんどん書いていく
犬はくるくる回って用をたし、馬鹿な飼い主を現実に引き戻す

大草原の目立たない家

草原に建つ近代的な家……というのは真っ赤な嘘、というか黄金色の嘘

実は散歩の途中の貯水池に置かれたメーターか何かの容れ物

春には緑を映し込み、この季節は枯れ草色を映し込む

まるで擬態しているオブジェだ

マメをぶつけたら折れてしまいそうな頼りない鬼は
去年段ボールと枯れ枝で作った我が家の鬼です
今年は福も作ってやろうと
段ボールを刳り貫いたまま
鬼の時ほど気が乗らなくて
来年まで持ち越しになりそうです
じゃあ今年は福がこないのかというと
いやいや福は心の中で
「どうぞお越しください、酒がたっぷりありますよ」と言えば
きっと来てくれます
近くに住む飯田さんのように

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